2015年、ありがとうございました

2015年も終わり間近となりました。
ルーチカの片割れ、TOKOです。

2006年の1月に発足したルーチカは来年で10周年を迎えます。
だからといって、特になにか大きなイベントをするという予定も今のところありません。

発足当初に無料配布した「ルーチカ手帖の手引き」(ルーチカ手帖発行準備号)を開くと、まだ目的も定まっていない二人がとりあえず「憧れてやまない学校」を題材に活動しようという意気込みが感じられました。それから紆余曲折あり、現在の形になったのは3年前のことになります。2013年1月のTOKOのブログ記事にはこんなことが書かれていました。

我楽多倶楽部設立は1996年になります。当初は野生動物のペン画でレターセットを作り続けていました。題材が尽きたころ、恐竜の骨や古い天体望遠鏡、オーラリーなどを加え、レターセット以外のゴム印、メモ帳、荷札などにも手を広げました。
その後きらら舎と出会い、2006年には雑貨制作ユニット・ルーチカ設立、2007年にはステルクララという架空の街が生まれました。ルーチカでは年に約1回ルーチカカフェを開催し、そのたびに同じテーマの作品を作って持ち寄るという形で活動を続けてきました。

しかしここ数年、雑貨作りで行き詰まりを感じ、創作意欲が磨り減っていました。
図案の題材に対する知識のなさ。思いつくままに作品を作って積んでゆくという活動形態の限界。自分自身が置かれている環境の変化と活動形態との不一致。
そろそろこれらを見直すべきだと感じ、いろいろな方面から模索しました。しかしなかなかよい解決策は見つからず…ただ、自分の中で「博物学」というキーワードが浮かび上がりました。

一方、ルーチカの相棒SAYAさんもルーチカ設立当初から生活や活動がだいぶ変化していましたし、ステルクララの街はきらら舎アイテム妄想や我楽多倶楽部のマンガの中で存在感をアピールするようになってきました。

去年の夏ごろ、SAYAさんに悩みを相談し、「博物学」というキーワードを伝えました。その後の数ヶ月、やりとりを重ねていく中で「博物学」という単語、分野がもつ意味がルーチカが目指す世界の大きな要素であることがわかってきたのでした。

実は、私が目指す図柄は博物図鑑の墨刷り銅版画だったということにお恥ずかしながらそのとき改めて気づき、SAYAさんに「今頃気づいたの?」と笑われてしまいました。つまりそれほど、私には題材に対する造詣がなかったのです。このことに限らず、「博物学」の本質である分類はもちろんですが、図鑑、標本ラベル、箱、棚などのアイテムに魅力を感じているということもここで再確認しました。このことはSAYAさんも同様だったようで、改めて「博物学」について考えました。
そして既存の博物学の焼き直しではなくてステルクララの架空の設定も含んだオリジナルの「ルーチカ博物学図鑑」が2013年のテーマとなりました。今までのようにカフェあわせのみのものではなくて年間を通してテーマにそった図案や雑貨を作り、場合によっては翌年にも持ち越して、より体系的に図案を展開していきたいという思惑があります。

具体的な活動としては、企画をきらら舎に完全に任せて我楽多倶楽部は作画に専念することにしました。作画をする中で博物学について勉強しようと思っています。制作した図案から雑貨を作ったり、図鑑を作ったりしたいです。

悩み迷って手探りの中、ここまで来れたのだなあと感慨深いです。悩みも迷いも未だ尽きることはなく、むしろ増えている気がします。こんなルーチカにお付き合いくださいまして、本当にありがとうございます。

年明けからきらら舎ラッキーバッグが始まります。その後も随時活動予定等を発信します。ブログももっと更新します…!来年もどうぞよろしくお願いいたします。

それではどうか、良いお年をお迎えください。

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