ペンタゴン石とカバンシ石

ルーチカ図鑑 鉱物 II の補足です。
まずはペンタゴン石とカバンシ石。
ペンタゴン石については星型の双晶と放射状(ボール状)の群晶を、カバンシ石については放射状(ボール状)の群晶の標本の博物画を掲載しています。
図鑑にも書いた通り、ペンタゴン石とカバンシ石は化学組成式が同じで、結晶構造が異なる鉱物です。
ゆうめいなところでは化学組成式 C 。元素鉱物のダイヤモンドとグラファイト(石墨)です。ダイヤモンドのモース硬度が10と鉱物の中では一番硬いのに対して、同じ成分のグラファイトはモース硬度1。もっとも柔らかい鉱物のうちの1つです。これは同じ炭素の鉱物でもその元素の結合の仕方が異なるため。
ペンタゴン石とカバンシ石もまた、成分は同じですが結晶構造が異なります。
ただし、ダイヤモンドとグラファイトのような決定的な見た目の違いはありません。それどころか産地も同じで随伴する鉱物も同じだと、なかなか見分けはつきません。

カバンシ石

カバンシ石

こんな青色の金平糖みたいな単結晶はカバンシ石です。

ペンタゴン石

こんな星型の結晶(双晶)はペンタゴン石です。

しかし・・・・・

カバンシ石

これがカバンシ石とラベルがついて販売されていたもの(インド産/Wagholi Poona Maharashtra, India)。

カバンシ石

そして・・・・・

ペンタゴン石

これがペンタゴン石とラベルがついて販売されていたもの。

ペンタゴン石

同じ産地です(Wagholi Poona Maharashtra, India)。

カバンシ石のほうはルーペで観ると・・・

カバンシ石

こんな感じ。

ペンタゴン石

一方ペンタゴン石はこんな感じ。

現在、両者の見分け方としては、色がペンタゴン石は鮮やかな青色なのに比べて、カバンシ石はやや緑がかった青色であること。カバンシ石のほうがペンタゴン石よりタンゴ感(全くもってフィーリングでしかないのですけど)が高い。ペンタゴン石は束沸石を随伴しない・・・・・など。

それぞれの説明&雑学的お話はルーチカ図鑑をご覧ください。

 

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